製本用語集-本の各部分の名称
本の各部分の名称を紹介します。
![本の各部分の名称](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=png/path/s9e6b41f0fcc9bd6e/image/i1f532e8138b34be3/version/1675411999/%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%90%84%E9%83%A8%E5%88%86%E3%81%AE%E5%90%8D%E7%A7%B0.png)
①背(せ)
本を綴じている断面。
②花布(はなぎれ)
本の中身の背部分の上下両端に貼り付ける、装飾用の小さい布。
上製本に多く用いられる。
③天(てん)
本の上側の部分。
④小口(こぐち)
本文を綴じてある側を除く三辺の切り口。
本文を開いた際の綴じている側とは反対側のみを小口とする場合が多い。
⑤チリ
本の中身より三方が少し大きくなっている表紙の部分。
⑥地(ち)
本の下側の部分。
⑦扉(とびら)
本のタイトルページ。
見返しの次にくる書名・著者名などを印刷した扉を「本扉(ほんとびら)」、本文の途中の扉を「中扉(なかとびら)」という。
⑧見返し(みかえし)
本の中身と表紙をつなげるため、表紙の内側に貼る紙。